糖の価値創造

すべての人に健康と福祉を 質の高い教育をみんなに

基本方針

糖の持つ価値を正しく発信するとともに、世界の多様な人々の生活に健康・喜び・楽しさ・幸福な時間をもたらす商品やサービスを通じて、よりよい社会づくりに貢献します。

社会課題の認識

近年の糖質制限ブームなどによって、糖が健康の敵であるようなイメージが強まっていますが、糖には多様な種類があり、ブドウ糖のように脳をはじめ身体のエネルギー源となる、人間の生活にとって欠かすことの出来ないものも多く存在しており、適切な摂取は体の健康を維持し、人々の幸福感にもつながります。カンロは、糖を事業の中核となる強みであると認識し、人間にとって糖とは何かを追求し、糖についての正しい情報を発信し、糖を基盤にお客様のニーズや課題にソリューションを提供することで、人々の生活に貢献していきます。

マテリアリティ

  • 健康福祉の増進
  • 食の多様性への配慮

アプローチ・KPI

マテリアリティ アプローチ KPI
健康福祉の増進 糖に対する正しい知識の普及活動を実施する 2030年までに1,500万人に実施
健やかな生活に貢献する商品・サービス開発  
食の多様性への配慮 多様な文化に対する商品開発  

具体的な取り組み

素材を活かす

カンロは、「糖に対する理解ある環境」を作ることを目標のひとつとしています。商品を通じて糖の持つ様々な可能性や価値を社会へとお届けするために、糖そのものや糖に関連する技術・機能の研究開発を継続していきます。その一環として、糖が本来持っている甘みに、様々な素材が持つ味や風味を組み合わせることで、新しいおいしさを追求しています。これまでも、糖の持つ甘みとしょうゆのコクのある味わいを引き出した「カンロ飴」、ミルク本来の濃厚なおいしさを表現した「金のミルクキャンディ」など、素材を活かす技術や製法に磨きをかけることで数々のロングセラー商品を生み出してきました。
キャンディは成分の多くが糖で構成されているため、糖を科学することはカンロの研究開発の最重要課題です。カンロはこれからも、糖に異なる要素を組み合わせることで新しい価値を生み出す挑戦を続けていきます。
また今後は、糖に関する食育活動をはじめ、ウェブマガジン「Sweeten the Future」や、直営店「ヒトツブカンロ」などを通じて、生活者が糖に対する正しい知識を身につけるサポートにも力を入れていきます。

工場見学

創業100周年を記念し、カンロ発祥の地に建つひかり工場敷地内に記念資料館「CANDY PARK ヒトツブのヒカリ」を開設しました。キャンディをより身近に感じていただきながら、糖に関する知識や理解を深めていただくことをコンセプトにしています。また地域の皆様を結ぶきっかけになることを願っています。

 

※現在工場見学の受け入れを制限しております。見学をご希望の方はお問い合わせフォームにてご連絡ください。

施設名
CANDY PARK ヒトツブのヒカリ
見学方法
予約制
※団体のお客様の見学を前提としております。
※工場で商品の販売はしておりません。
見学時間
工場見学9:00~10:00受付(所要約1.5時間)

※見学はカンロ飴製造日、1ヶ月前からの予約受付が基本となります。詳しくはお問い合わせください。
住所
山口県光市大字小周防字高尾568 カンロ(株)ひかり工場内
お問い合わせ
カンロ株式会社 カスタマーセンター
お問い合わせフォーム

スポーツ支援

国連サミットに於いて採択されたSDGs(持続可能な開発目標)から、当社が優先的に取り組むべき目標として特定した5つのマテリアリティの1つとして「糖の価値創造」があります。KPIとして2030年までに糖に関する食育受講を1500万人に実施することを掲げており、その活動の一環として2020年からスポーツへの支援を本格化させました。また、健康経営の観点からも、取り組みを進めてまいります。

レノファ山口FC

2020年よりJリーグプロサッカーチーム レノファ山口FCのオフィシャルプレミアムパートナーとなりました。スポーツ時の糖の正しい摂取方法を学び、その後サッカー教室でそれを実践する食育プログラムの実施や、ホームゲームでの勝利後に選手から感謝の気持ち込めて、サイン入りのサッカーボールポーチ(通称「Kanro BALL」)を観客席に投げ入れる演出など、様々な企画でチームを盛り上げ、地域社会の活性化に取り組んでまいります。

レノファ山口FC

東京ヴェルディ女子ホッケーチーム

2020年より東京ヴェルディ女子ホッケーチームのコーポレートパートナーとなりました。スポーツ時の糖の正しい摂取方法を学び、その後ホッケー教室でそれを実践する食育プログラムの実施や、試合会場での各種イベント等に取り組んでまいります。

東京ヴェルディ女子ホッケーチーム

カンロ初のアスリート社員

東京ヴェルディ女子ホッケーチームの井上燦(いのうえきらら)選手を2019年10月からカンロ初となるアスリート社員として雇用しております。

<井上選手コメント>
この度ご縁があり、カンロに所属しながらホッケーの活動をさせていただくことになりました。選手として活躍することはもちろん、ホッケーの普及活動を通して少しでも多くの方に「糖との正しい付き合い方」をお伝えできるよう尽力していきます。

井上選手

日本パラバレーボール協会

2020年よりシッティングバレーボール女子日本代表のスペシャルパートナーとなりました。商品提供を通じて選手をサポートし、日本代表「煌めきJAPAN(きらめきジャパン)」を応援しています。

日本パラバレーボール協会

教育支援の取り組み

「カンロの作るキャンディが人と人が繋がるきっかけとなってほしい」そんな思いをもってきた私たちは、次世代を担う子供達に人との繋がりの大切さを伝えていく独自の教育プログラムを開発しました。
カンロの社員が学校へ出向き、キャンディの作り方や研究・企画・生産・営業の仕事を解説します。子供達の健やかなる成長の一助になればと願っています。

教育支援の取り組み

カンロ飴を届けよう~キャンディの裏側~

「キャンディが作られてから、お客様の手元に届くまで」の一連の企業活動を体験。

1 キャンディ

基礎知識
2 研究・生産・営業
などの仕事について
(講義、体験)
3 キャンディ

商品企画
4 発表
5 まとめ
カンロこども社員

362

名(2022年3月末時点)

カンロこども社員とは「カンロ飴を届けよう!~キャンディの裏側~」プログラムの修了者とします。

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