SAFETY AND RELIABILITY OF FOOD
食品を扱うメーカーとして、食の安全・安心の実現は最重要の使命です。また、お客様に対する正しい情報発信・コミュニケーションを通じて、食生活そのものの安全・安心にも貢献します。
食品メーカーであるカンロにとって、商品の安全性確保はお客様の喜びと信頼、安心につながる大切な取り組みです。商品の企画から製造・流通・販売に至るすべてのプロセスで、関連する法令を遵守するとともに、品質第一のものづくりを目指します。
万一、商品の安全性に問題が生じた場合は、速やかに原因を追求し、再発防止に向けて徹底して取り組みます。
さらに、お客様が正しい知識に基づいて商品を選択するためのサポートとなるよう、商品および食の安全・安心に関する適切な情報の発信やコミュニケーションにも積極的に取り組んでいきます。
●商品の安全衛生
●責任あるマーケティングと表示
カンロでは食の安全性を高めていくために、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」の認証を全工場で取得しています。朝日工場では2015年に、ひかり工場では2018年、松本工場では2019年に認証を取得しました。今後も、定期的な品質審査・製造環境審査等を行いながら、改善活動を継続していきます。
さらに各工場では、7S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ・安全・スピード)とVM活動(Visual Management=目で見る管理)を徹底するほか、製品ごとに生産履歴を管理するトレーサビリティシステムを導入しております。
また、お客様からのお問い合わせ・ご意見は、社内の関連部署ですみやかに共有し、品質・サービスの向上に役立てています。
1960年代にNASAによる宇宙飛行士用食品の100%安全確保を目的に開発された衛生管理方法。
世界共通の食品安全のための認証取得の基準。食品業界全体に適用出来るように作成されている。
ISO22000+ISO/TS22002-1+FSSC22000追加要求事項。異物混入を防ぐ、いわゆる「フードディフェンス」が含まれているのが特徴。
カンロは法令を遵守するとともに、お客様に分かりやすく、また商品選びの助けとなる商品パッケージへの表示を心掛けています。2015年に新たな食品表示法が施行され、カンロでは2018年までにすべての商品において新しい食品表示法に則った表示に変更しました。また2019年からは「お客様の声」を受け、特定原材料8品目と、特定原材料に準ずる20品目について、一目で分かるようにまとめて表示しております。