1.中期経営計画2024の振り返り
①定量目標の振り返り
財務指標は目標を大きく上回って達成、非財務指標は一部未達

②売上・構成比の推移
グミを成長エンジンに、過去最高売上高を更新

2.事業環境認識
2-1.市場動向
環境分析
当社を取り巻く環境は目まぐるしく変わり続けている

国内キャンディ市場
キャンディ市場はグミが牽引し、大きく拡大

グミの販売数量増加が最大の成長ドライバー

国内グミ市場 ①市場規模
グミ市場は2030年に1,500億円程度まで成長すると予測

国内グミ市場 ②市場拡大の要因
世代効果によるグミ喫食人口の増加に加え、1人当たりグミ消費金額も増加

国内飴市場
飴市場は底堅いのど飴需要により2030年は1,200億円程度と予測

国内飴市場(のど飴)
飴市場はコロナ以降、のど飴が市場拡大を牽引
今後も健康意識の高まりによるのど飴需要は継続と予測

2.事業環境認識
2-2.当社の現状・課題
当社の国内市場シェア
キャンディ市場でシェアNo.1、グミ市場ではシェアNo.2

当社の主力ブランド伸長率
主力ブランドは一部を除き、前中計期間で大幅伸長

当社の課題
国内シェア拡大に向けたグミ生産能力の増強と更なる成長に向けた事業戦略の推進・人財戦略の遂行が課題

3. Kanro Vision 2.0
ビジョン
長期的な成長を続けるには変化に対応する柔軟性とビジョンに基づく一貫性が求められる

バリュー
ビジョンの実現に向けた4つのバリュー

Kanro Vision 2.0の全体像

4. 中期経営計画2030
4-1. 事業戦略骨子
中期経営計画2030 事業戦略 4つの骨子
国内グミ事業を中心に更なる成長を実現するとともに、持続的成長のための事業領域拡大・ビジネスモデル拡張を進める

Sweetな瞬間を創造する | ① 国内グミ事業で更なる成長を実現
成長を支える戦略投資の実施:グミライン新設(2ラインから3ライン体制へ:生産能力約5割増強)

Sweetな瞬間を創造する | ② 商品開発強化と機能性付加による高価値化で国内飴・グミ事業を拡充
主に4つの提供価値領域で顧客のSweetな瞬間をブランド基軸で創り続ける

事業基盤を変革する | ③ グローバル事業の拡大
大きなグミ市場規模を有する米国に本格参入しピュレグミで売上拡大を目指す

事業基盤を変革する | ④ マルチチャネル・D to C 化の推進(LTV向上型モデル)
” 顧客とのエンゲージメント強化 ”
統括的なコミュニケーションを行いカンロのファンを醸成するためCXを推進する

4. 中期経営計画2030
4-2. 事業戦略
事業ポートフォリオの構築
“ Kanro Vision 2.0 ”の実現に向けて「顧客の拡張・深化」を通じて事業基盤を変革する

事業戦略 | コア事業
国内市場の活性化および飴・グミともに確固たる国内販売金額シェアNo.1を実現する

事業戦略 | グローバル事業
米国市場における更なる成長のための事業基盤を確立し、全社売上高に占める海外売上比率10%を目指す

事業戦略| ヒトツブカンロ事業
リアルとオンラインにおける顧客との接点を強化し、次を担うブランド育成とサービスの充実によりヒトツブ事業を拡大する

事業戦略 | デジタル事業
ブランド価値向上のプラットフォームを構築することで、DtoC 事業による新たな収益モデルを実現する

4. 中期経営計画2030
4-3. サステナビリティ・経営基盤
未来へ紡ぐ | サステナビリティ ( マテリアリティに関する取組み)
事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献する

創発的な組織の更なる進化 | 経営基盤 (人財戦略/DX戦略)
“ Kanro Vision 2.0 ”の実現に向けて経営基盤強化・エンゲージメント向上のための施策を実行する

定量目標(サステナビリティ・経営基盤)

4. 中期経営計画2030
4-4. 財務・資本戦略
定量目標(財務目標)
2030年財務目標をアップデート(上方更新)

財務・資本戦略 | 基本方針
ROIC経営で成長投資をドライブ+レバレッジ活用等により資本コスト低減

財務・資本戦略 | キャッシュアロケーション(FY25~30)
グミライン新設等によるキャッシュフローの最大化を実現し、更なる成長投資を加速する

財務・資本戦略 | 株主還元方針
営業キャッシュフローの伸長により、成長・戦略投資と安定配当を両立

成長投資枠
成長投資枠の活用で Kanro Vision 2.0 実現に向けた非連続含む更なる成長を追求

中期経営計画2030サマリー
