カンロは、不透明かつ急速に変化する事業環境の中で、企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」を軸とした経営を進め、外部環境の変化による生活者の消費行動や価値観の変化などへの対応を進めると同時に、原材料・エネルギー価格高騰の対応として生産効率化・合理化や価格改定を実施いたしました。その結果、中期経営計画2024最終年度となる2024年度の業績は同計画の目標を大きく上回り、売上高・利益ともに過去最高を達成しました。 

この度策定した「中期経営計画2030」では、引き続きグミを成長ドライバーと位置付けて、2027年に予定する新グミラインの稼働により生産能力を拡大するとともに、研究開発力に一層磨きをかけて価値の高い商品を提供してまいります。また、当社のグミの価値を海外にも届けるべくグローバル事業の推進を加速し、持続的成長に向けた投資と、その原資となる国内事業の収益力の更なる向上という２つの軸で、2030年の財務目標・非財務目標達成と企業価値向上を目指します。

これからもステークホルダーの皆様に応援していただけるよう、一つひとつ施策を実行、積み重ねてまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

カンロ株式会社
代表取締役社長　村田 哲也