今日の献立
「適糖おすすめ献立」では、世界保健機関(WHO)が推奨している「1日の遊離糖類の摂取量25g以内※」をもとに、朝食・昼食・夕食の3食分の献立レシピをご紹介します。
※1日の遊離糖類は総エネルギー摂取量の5%未満(砂糖約25g相当)に抑えると健康につながる可能性があると推奨されています。
遊離糖類とは
今回ご紹介するレシピは昼食「肉ネギうどん」です。
白菜とにんじんの浅漬けとあわせてバランスのよい昼食におすすめです。(遊離糖類約4.8g)
一日のおすすめ献立は、
朝食‥レンチン味噌汁、ごはん、ししゃも、トマト(遊離糖類約1.0g)
昼食‥肉ネギうどん、白菜とにんじんの浅漬け(遊離糖類約4.8g)
夕食‥鶏のヨーグルトクリーム風煮込み、ごはん、スープ(遊離糖類約7.4g)
お米やうどんをしっかり食べても、3食分の遊離糖類は合計で約13.2gです。
それでは、昼食「肉ネギうどん」のレシピをご紹介します。
材料
材料名/2人分 | |
---|---|
うどん(冷凍) | 2玉 |
牛切り落とし肉 | 120g |
長ねぎ | 1本 |
しめじ | 1/2パック |
しいたけ | 2枚 |
エノキ | 1/2パック |
しょうが | 1かけ |
めんつゆ(2倍濃縮) | 50ml |
水 | 200ml |
七味唐辛子 | 適量 |
レシピ
- 牛肉は食べやすい大きさに切る
- 長ねぎは斜め切りにする。しめじは軸を切ってほぐし、しいたけはスライス、えのきは軸を切って半分に切ってほぐす。しょうがはすりおろす
- 鍋に牛肉を入れて炒め、肉の色が変わったら2を入れて強火でサッと炒める。めんつゆ、水を加えて3分煮込む。
- 別の鍋に湯を沸かし、うどんを茹でる
- 器にうどんと3を盛り、七味唐辛子をかける。
<一緒に組み合わせる献立>
- 白菜とにんじんの浅漬け
<調理・栄養ポイント>
グアニル酸が多いきのこを複数加えてさらに旨味を強く感じさせることで、遊離糖類が多いめんつゆの使用が少なくてすみます。しょうがや七味唐辛子もアクセントにすれば、薄味でも満足感がアップに。ネギはくたくたが好きな人はじっくり煮込むとネギの甘さが出てめんつゆの味となじみます。
朝食 レンチンみそ汁、ごはん、ししゃも、トマト(遊離糖類約1.0g)
夕食 鶏のヨーグルトクリーム風煮込み、ごはん、スープ(遊離糖類約7.4g)
次回は朝食におすすめ「巣ごもり卵トースト」をご紹介します。
ライタープロフィール
渥美 まゆ美
【管理栄養士/フードコーディネーター/健康運動指導士】
保育園栄養士、健保組合、大手料理教室の講師を経てフリーランスで活動後2016年株式会社Smile meal設立。
現在は出版、メディア出演、レシピ開発など体にプラスな料理の提案をすると共に、企業向け健康セミナーの講師や従業員の健康をサポートする料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。