
2022年11月、当社は創業110周年を迎えました。
大正元年の創業以来、110年もの長い間事業を継続できたのは、私たちを支え、応援してくださっているステークホルダーの皆さまのお陰と大変感謝しております。
本当にありがとうございます。
昨今、新型コロナウイルス感染症拡大防止と社会経済活動正常化の両立が求められ、さらにウクライナ情勢の長期化とそれに伴う原材料・資材価格の高騰など、これまでにない環境変化が起き、先行き不透明な状況が続いております。
不透明で予測不可能な時代だからこそ、社会的な存在意義が企業にも問われるようになったと考えています。パーパスである「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」は、こうした時代を背景に私たちの未来への想いを言語化したものです。
私たちの目指す未来を創造するために、2030年を見据えた経営の羅針盤となる「KanroVision2030」を2021年2月に策定し、事業活動を行ってきていますが、この長期ビジョンの実現への道すじを明確にするために、2022年から2024年までの3か年計画である中期経営計画2024ではパーパスドリブン企業を目指すことを宣言しました。
2023年は当計画の2年目にあたります。引き続きパーパスを起点に、素材の力と機能を追求した商品・サービスを提供することで人と社会の持続可能な未来に貢献する企業を目指して活動してまいります。
そしてステークホルダーの皆さまに応援していただけるよう、一つひとつ施策を実行、積み重ねてまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
カンロ株式会社
代表取締役社長 村田 哲也