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進化系カヌレ! とろ~り食感「半熟カヌレ」がブームの予感★


SNSをはじめとして、今話題になっているスイーツといえば『半熟カヌレ』。
表面はカリッと香ばしく、中は半熟卵のようにトロリとしたクリーミーな食感が特徴的です。
パティスリーやカフェで提供されたり、コンビニスイーツとして販売されたりして話題になっています。

今回は、そんな半熟カヌレをご紹介します。

半熟カヌレってなに?カヌレとの違いとは?


カヌレというのは“溝の付いた” という意味のフランス語で、フランス・ボルドー地方で生まれた歴史のある焼き菓子の名前です。誕生したのは16~18世紀の頃だと言われています。ボルドーは赤ワインが有名な地方で、発酵したワインの不純物を取り除くために卵白を使用しており、ワインの醸造中に余った大量の卵黄を有効活用できないかと、ある女子修道院で作られたのが始まりだと言われています。
ボルドー地方を含むフランス南西部では、今もなおカヌレの専門店が数多くあり、幅広い年代の人々に親しまれているそうです。

カヌレは卵黄や牛乳、薄力粉などを原材料に使い、溝のある専用の型を使って焼かれます。
表面は香ばしくカリッと、中側はモチモチっとした食感が特徴です。
一方、半熟カヌレは中心まで食べ進めると、トロっとしたなめらかな食感が楽しめます。
たくさんの卵を使って焼き時間や温度を調整し、一般的なカヌレのモッチリとした食感とはまた違ったとろけるような食感になっています。
普通のカヌレはギュッと中身が詰まっていますが、半熟カヌレはふわとろっとして何個でも食べられちゃいそうな軽さが魅力です。普通のカヌレについてはこちらもご参照ください。

カヌレはどこからきたの!? カヌレの魅力と美味しいお店のご紹介
カヌレブームが止まらない!! 大人のオシャレスイーツ

半熟カヌレの魅力とは?


半熟カヌレが人気の理由は2つあると考えられています。
1つめは 見た目がSNS映えすること。
小ぶりでかわいらしいうえに、フレーバーもいちごやコーヒー、抹茶などさまざまな種類が楽しめます。
カットすると、とろっとした断面が食欲をそそります。SNSでは、手でむぎゅっとしているところを撮影して投稿している方が多いですよ。
2つめは食感。
外はカリッと中側はモチモチ、さらに食べ進めると中心部はとろっと溶け出しそうななめらかな食感へと変化し、1つのカヌレで色々な食感と風味が味わえます。

今話題のカヌレをご紹介

Instagramより“話題のカヌレ”画像をご紹介します。

〇FRANCY JEFFERS CAFE 大阪店
倉庫をリノベーションした焼き菓子と自転車のコンセプトカフェ。
『カスタード』『ピスタチオ』『ベルギーチョコ』のカヌレが定番人気。
冬は電子レンジで温めて、半熟ならぬとろ~り「生カヌレ」を楽しめます。


https://www.instagram.com/p/CkHeIcuPY_6/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

 

〇canele limon
静岡のカヌレ専門店。
チョコレート以外はすべて無添加というこだわりのカヌレを提供しています。
お店オリジナルの「カヌレア」は『マロン』『レアチーズレモンコンフィ』『バナナチョコガナッシュ』『ディプロマット クリーム』と種類が豊富でどれも魅力たっぷり。


https://www.instagram.com/p/ClYG--vuyFg/

 

まとめ

半熟カヌレはいかがでしたか?
バリエーション豊富で、手土産にも喜ばれます。
ぜひ召し上がってみてくださいね!

【ライター紹介】

坂本リエ

ライターをしています。
スイーツメディアでパンやスイーツの紹介、
生活メディアではレシピを執筆しています。
おいしいものが大好きで休日はカメラを持っておでかけをしています。
https://www.instagram.com/r11echan/ (フォロワー 1.6万人)