GREENHOUSE GAS REDUCTION
STRATEGIES
喫緊の課題となっている気候変動に事業を通じて貢献するために、各種取り組みを進めてきました。
2030年の温室効果ガス排出量KPI、2050年のカーボンニュートラル達成を目指し、グリーンエネルギー活用を推進しています。2022年9月には長野県の松本工場、朝日工場の2工場で使用する電力を100%CO₂フリー電気※に切り替えました。2024年5月からは山口県のひかり工場の使用電力も100%CO₂フリー電気に切り替えることにより、全3工場で購入電力再エネ化100%を達成し、約18,445MWhの年間使用電力(2023年実績)を全て再生可能エネルギーにすることで、年間約8,678トンのCO₂排出量削減を達成しています。
※調達した化石電源を主とする電気に、非化石証明の使用により環境価値を付加することで、実質的にCO₂ゼロエミッションを実現しています。
カンロでは2015年6月に朝日工場、2019年6月にひかり工場に太陽光発電パネルを設置してきました。
商品パッケージや梱包資材の環境負荷削減を目的として、2019年には主要製品の内箱を段ボールからリサイクル可能なモノフィルムに変更することで、1ケースあたりの大きさを小さくし、製品輸送のCO₂排出量削減、梱包資材由来のCO₂排出量の削減を達成しました。物流コストの低減にも大きく寄与しています。
今後もさらなる減容化や簡素化をすすめ、商品パッケージについても、環境配慮型素材への転換を図ることで環境負荷削減に取り組みます。