トップメッセージ

代表取締役社長 村田 哲也

代表取締役社長
村田 哲也

カンロは常にステークホルダーの皆様に寄り添い、ステークホルダーの皆様が応援したくなるような存在でありたいと願っています。

1912年の創業以来、キャンディの専業メーカーとして、その時代の社会背景やお客様の潜在的なニーズを先取りした商品を数多く提供してまいりました。創業から110年を迎えた今でも、私たちの事業の本質と使命は変わりません。サステナビリティ推進基本方針の下、ステークホルダーの皆様との価値共創により、愛され、信頼される企業になることを目指しています。

昨今、地政学的リスク、気候変動や新型コロナウイルス感染症などの影響もあり、人々の生活や価値観が大きく変化しています。このような先行きが不透明で予測不可能な状況の中、企業も社会的な存在意義が問われるようになったと考えています。パーパスである「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」は、こうした状況を背景に私たちの未来への想いを言語化したものです。

現在取組んでいる2022年から2024年までの「中期経営計画2024」において、パーパスドリブン経営を宣言し、主要施策である3つの重点戦略「価値創造」「ESG経営」「事業領域の拡大」とそれらを支える「人財と組織」をパーパスを起点に推進していくことを掲げています。
「ESG経営」については、2022年に「サステナビリティ委員会」を立ち上げるとともに、TCFDへの賛同も表明し、実行に向けた環境を整え、充実させました。引き続き「糖の価値創造」「事業を通じた環境負荷削減」「食の安全・安心」「人権の尊重・ダイバーシティの推進」「組織統治」の5つの活動領域で設定したKPIの達成に向けて、全社で具体的な施策を展開していきます。
今後も事業活動を通じた社会課題の解決に取り組むことで、企業価値の向上とともにSDGs(国連の持続可能な開発のための国際目標)の達成に貢献してまいります。

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