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七夕で星に願いを!「星ピュレビレッジ」で願いが叶うかも?


昼神温泉で有名な長野県阿智村は、環境省が2006年に行った星空継続観察において「日本一の星空がきれいな村」と認められたことでも人気を博しています。天の川をくっきりと美しい姿で見られる数少ないスポットのひとつでもあります。※1
その阿智村と、カンロの「ピュレグミ」にまれに入っている星形のピュレグミ、通称「星ピュレ」がコラボすることになり、期間限定で阿智村に『星ピュレビレッジ』がオープンしています。
そこで今回は、七夕に縁のあるお話と、さまざまな場所で「星ピュレ」体験ができる『星ピュレビレッジ』についてご紹介します。
 

あなたは知っている? 七夕の由来や豆知識

3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などの五節句のひとつとして、7月7日に行われている行事が七夕です。7日の夜に願いごとを書いた五色の短冊を笹に吊るしてお祈りする習慣や織姫と彦星の伝説は広く知られていますが、一般的にはあまり知られていない説もあるのです。

●日本の禊(みそぎ)行事「棚機(たなばた)」説
古くからある日本の禊行事「棚機」からきているといわれる説があります。若い女性が織物を棚にそなえて神様を迎え、秋の豊作を願ったり、人々のけがれを祓ったりするというものです。のちに仏教が日本に伝わってからは、お盆を迎える前準備として7月7日の夜の行事となりました。※2

●中国の乞巧奠(きこうでん)という行事からくる説
奈良時代に「乞巧奠」という中国の行事が伝わったという説もあります。裁縫の仕事をしている、こと座のベガ・織女(織女)星からのよい影響を願って、機織り・裁縫が上手になるように、7月7日に願う習慣があったそうです。※3※4

●織姫と彦星にあやかって短冊を飾る風習と豆知識


織姫と彦星の願い事、一年に一度の再会が叶うように、7月7日には短冊に願い事を託して笹に飾り付けるといった、現在のような風習になったのは、江戸時代に入ってからとなります。
七夕飾りには、短冊のほかにも網飾りや吹き流し、折り鶴などを一緒に笹に付けます。短冊以外の飾りにもそれぞれの意味が込められています。

・網飾り 
漁をするときの網の形で、豊年満作や大漁の願いを込めています。
・吹き流し 
仙台の七夕のようにたくさんの紐状の紙を集めた飾りです。5色を使い魔除けとしての意味があります。
・折鶴
長寿を願い、飾られるようになりました。

一夜の逢瀬は現代でもロマンチックに感じるシチュエーションです。織姫と彦星が逢えるように晴れることを祈りながら、短冊に自分の願いを込めて飾るという習わしは、日本の夏ならではの趣きがあります。

 

阿智村はなぜ美しい星々が楽しめる?

長野県の下伊那郡の西部にある阿智村は星々を眺められるスポットとして有名ですが、なぜ美しい星空が阿智村にあり、人が集う場所になっているのでしょうか。

2006年に行われた環境省の全国星空継続観測で「星がもっとも輝いて見える場所」の第一位に阿智村が選ばれました。認定された阿智村の浪合地区は標高が高く、空気が澄んでおり、光害の影響もほとんどないため、星の観測にとても適しているというのが、その理由です。

阿智村には星を観測できるスポットも数多くあります。天の川がきれいに見える「ヘブンズそのはら」のような星に関係するスポットも次々にでき、一人旅でも女子旅でも、誰もが楽しめる場所になっています。
 
・銀河もみじキャンプ場
浪合にある高原のキャンプ場が、環境省お墨付きの「星がもっとも輝いて見える場所」です。

・浪合パーク
阿智村の浪合地区、標高1000mに位置する星空観賞施設です。星空デッキというプライベートデッキがあり、天体望遠鏡やカメラを設置する専用スペースと寝ながら星空を眺められる場所もあり、リラックスして天体観測が楽しめます。天体望遠鏡は貸し出しも行っています。

・星空ナイトツアー
富士見台高原ロープウェイで伊吹山の1400 m地点にある高原まで行くことができ、星空に詳しいガイドさんに教えてもらいながら星空の観測ができます。寝転がって星空観測ができるベストポイントです。
※特別イベントなどガイドさんの解説がない日もあります。
 

流れ星がたくさん見られる阿智村へ


浪合地区は流れ星散策にも最適な場所です。
7月後半~8月後半にかけて出現する、三大流星群のひとつとして知られているペルセウス座流星群は条件が良いと1時間あたりに80個以上の流れ星が観測できます。
短冊に願いを込めて、流星を眺め続ける夜を過ごせたらとてもステキですね。綺麗な星空を撮影するのも記念になりますよ。
 

ここでしか味わえない星ピュレメニュー! 星ピュレCAFÉ


星空輝く阿智村とカンロの「ピュレグミ」のコラボ、『星ピュレビレッジ』の開催期間は5月27日~8月25日までとなります。インスタ映えする「BIG星ピュレ」や「星ピュレCAFÉ」などワクワクする体験が星空と共に待っています。

阿智村の地元食材の味覚が楽しめる「星ピュレCAFÉ」では、地元の苺を使用した「ココアな夜空の星ピュレいちごパフェ」や、同じく地元のりんごを使った「夢色夜空の星空の星ピュレアップルソーダ」を味わうことができます。
 


『星ピュレビレッジ』内に設置されている大きく真黄色の星が地面に突き刺さった「BIG星ピュレ」は旅の記念となるフォトジェニックな場所。抱きついてみたり遠近感を利用して星ピュレと撮影してみたりして、思い思いに楽しむことができます。


また、期間中は「信州公共の宿 鶴巻荘」や温泉旅館15ヵ所で「ひと粒星ピュレ」をもらうことができます。貴重な星ピュレをゲットできるチャンスですので、この機会に阿智村を訪れてみてはいかがでしょうか。

ご紹介した『星ピュレビレッジ』以外でもピュレグミはみなさんのお近くのコンビニやスーパーでも手に入れられます。この期間、限定フレーバー甘夏ソーダ味が加わり、包装には全24種の願いごとが書かれた限定パッケージが発売されています。叶うかどうかは分からない、面白い願いごとも用意されていますので、自分好みの願いごとを探すのも楽しいことでしょう。
また、限定パッケージは通常より多く星ピュレが入っているので、阿智村での星空観測のお供にも良いかもしれません。ぜひお試しください。

 


 

参照元URL
※1 https://www.env.go.jp/press/files/jp/107250.pdf
環境省 星空観察の推進について
※2 http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/
京都地主神社
※3 http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/dictionary/#k
京都地主神社
※4 http://www.京都通.jp/Sightseeing/MatsuriKikkouden.html
京都通百科