糖とカンロ

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「東京ヴェルディ女子ホッケーチーム」とカンロがコーポレートパートナー契約を締結! (前編)~糖を通じたスポーツ支援活動を行う理由~


カンロは、2020年1月に東京ヴェルディ女子ホッケーチームとコーポレートパートナー契約を締結しました。また、これに先立って、2019年10月から同チーム所属の井上燦(いのうえ・きらら)選手を同社初のアスリート社員として雇用しています。

ここに至るまでの経緯やカンロの社員になったことによる競技生活の変化などについて、経営企画本部経営企画部の石川真主任と、人事・総務本部総務部の井上燦選手に聞きました。
 

活動の親和性から「東京ヴェルディ女子ホッケーチーム」と共に歩むことに

Q:これまでもカンロではスポーツ支援への取り組みを行っていましたか。

石川:2017年から、当社の創業の地である山口県のサッカーチームをスポンサードしています。2020年からは健康経営に着手すること、また糖の啓蒙活動の一環として本格的にスポーツ支援への取り組むことになり、今回の東京ヴェルディ女子ホッケーチームとのコーポレートパートナー契約の締結に至りました。


Q:さまざまなスポーツや数多くのチームがあるなかで、東京ヴェルディ女子ホッケーチームとコーポレートパートナー契約を結ばれたのはなぜですか。

石川:東京ヴェルディ女子ホッケーチームが掲げる「ホッケーに触れられる場を多くの子どもたちに提供したい」というビジョンに共鳴したのが理由です。このビジョンのもと、ホッケー教室などのイベントを多く開催していることから、当社と相性が良いのではと感じました。

当社は「これから糖の啓蒙活動をしていきたい」、東京ヴェルディ女子ホッケーチームは「これからホッケーの普及をしていきたい」という想いがあり、活動に親和性があります。また、普段からイベントなども多く実施されていて、お客様との距離感が近いことからも、弊社が糖の啓蒙活動を進めていくうえで、共に歩んで行きやすいと考えました。

フィールドホッケーという点では、当社の社長に競技経験があることも理由に挙げられます。
 

スポーツをバックボーンにした独自性に期待


Q:東京ヴェルディ女子ホッケーチームの井上燦選手を初のアスリート社員として採用された理由を教えてください。

石川:東京ヴェルディ女子ホッケーチームと共に歩んでいくことの象徴のような存在にしたかったことから、井上燦選手と雇用契約を結ばせていただきました。糖の啓蒙やホッケーの普及活動を一緒に進めていくなかで、プロジェクトを一緒に進めるメンバーが近くにいたほうがよいということもあります。

また、スポーツ選手というバックグラウンドを持つ社員はこれまでいませんでした。そういう個性や価値観を持つ人を雇用することで、イノベーションが起きたり、新しい価値が生まれたりするかもしれないというダイバーシティの観点もありました。

東京ヴェルディ女子ホッケーチームの中でも、井上燦選手は2013年度U-18日本代表に選出された実績を持ち、2019年1月チームの発足時から在籍しています。明るいキャラクターで人あたりがよく、プロジェクトでさまざまな部署の人と関わっていく中で、溶け込みながらも独自性を持ってやっていけるだろうと期待しています。
 

カンロへの入社で競技生活と仕事の両立を実現


Q:井上燦選手はカンロの社員としてどのような働き方をされていますか。

井上:基本的にはほかの社員と同じ、1日8時間勤務をしています。練習は平日2回と土日で、平日の練習は今のところ19時からのため、18時くらいに退社すれば、練習開始に間に合っています。もし練習が17時からに変更されることがあれば、フレックスタイム制度を使って、勤務時間を調整することができるので、今後も仕事と練習の両立は可能だと思っています。

業務の面では総務部に所属し、会社の環境の整備に携わっているほか、前職のWebコンサルティングの経験を活かした業務改善提案を行っています。いろいろな方が「ホッケーはどうなの?」とか話しかけてくれるなど職場の雰囲気がよく、働きやすいですね。

Q:カンロの社員になったことで、競技生活にはどのような変化がありましたか。

井上:練習時間を確保できるようになったことが大きいですね。ほかのメンバーも普通に仕事をしながら、競技生活と両立していますが、時間の調整ができる仕事をしている選手は練習に始めから参加しています。

前職ではお客様の予定を優先するため時間調整が難しく、練習にも遅れて参加することが少なくありませんでした。ホッケーに打ち込みたいけれども、思い通りに練習ができずに試合を迎えてしまうというもどかしさもありました。カンロに入ってからは生活リズムも整えられるようになり、食生活にも気を配れるようになったため、競技にも集中できています。