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「ヒトツブカンロ」からのエール! ~ヒトツブで大切な人に気持ちを伝える~


昨年よりカンロが行っている、キャンディを通して大切な人にエールを贈る「キャンディエール」プロジェクト。その一環として、カンロの直営店を含む9つのブランドからエールを毎月発信していく予定です。各ブランドの責任者が登場しますので、それぞれのブランドがどのような人によって創られているのか、そのあたりにもぜひご注目ください。

各ブランドからのエール・第1回目は、「ヒトツブカンロ」からスタート!
ヒトツブ事業部長の金澤理恵さんに、これまでの経歴やヒトツブカンロの商品、さらには仕事にかける想いやコロナ禍におけるキャンディエールプロジェクトの施策などを伺い、ヒトツブカンロからのエールをお贈りいたします。

身近な食品に関わりたいとの想いから入社、商品企画畑を歩む


Q:まず、カンロとの出会いについてお教えください。

金澤:就職活動をするにあたり、身近なもので自分の好きなものに関わる仕事がしたいという思いから、営業職希望で食品メーカーなどを回っていました。そしてOG訪問をする中でカンロの女性営業職の方を紹介していただいた際、その方がとてもイキイキと働いている姿が印象的だったのです。伝統があって堅実な会社のイメージもあり、ここで働きたいと思いました。
実際に入社してみた後も社内の雰囲気は良いと感じ、人間関係には恵まれた環境で働いていると思います。

Q:カンロに入社してからの経歴を教えてください。

金澤:営業職で内定をいただいたのですが、実際に配属されたのはキャンディとグミの企画をする部署で、そこでの勤務が長かったですね。その後は、海苔や梅などを使った素材菓子の企画を行う新規菓子企画部に異動、オリーブやアヒージョといったおつまみを手軽に食べられるようにした小袋のシリーズも手がけました。この部署でヒトツブカンロの商品企画にも携わるようになり、そのうちに店舗の運営にも携わるようになりました。

Q:ヒトツブ事業部の部長を拝命したときはどのような気持ちでしたか。

金澤:カンロの仕事の中で直営店舗の運営に携わるなんてなかなかできないですし、新しいことなので、すごくワクワクしたことを覚えています。実務担当が1人という状態からスタートで、当初は何でも1人でやらなければなりませんでしたが、徐々にスタッフも増えてきました。

2018年の時点でヒトツブ事業室の室長になっていたのですが、改めて2020年に事業部の部長になったことで、事業として成功させて会社に貢献することをより強く意識するようになりました。

Q:金澤さんの趣味や休日の過ごし方をお教えください。

金澤:料理が趣味で、キッシュやパスタなどワインに合うものを作って食べるのが好きです。休日には、大人になってから始めたバレーボールを7年続けていますが、仕事同様、チームプレーの楽しさがあると感じています。

キャンディを通じて人と人をつなぐ「ヒトツブカンロ」


Q:「ヒトツブカンロ」について簡単に教えてください。

金澤:ヒトツブカンロとは商品名ではなく、カンロ初の直営店の店名なんです。現在、グランスタ東京店と大阪LUCUA 1100店のほか、期間限定のポップアップショップ・新宿ミロード店を出店しています。

一番人気の「グミッツェル」は、外がパリパリ、中はしっとりとした次世代新食感のグミです。開発スタートから発売までに5年かかりました。表面が割れやすくて一般の小売店に流通させることが困難な商品で、ヒトツブカンロのオープンから販売を開始し、ご好評をいただいています。
「ピュレショコラティエ」はピュレグミをベルギー産のチョコレートでコーティングした商品で、甘酸っぱさと大人味のチョコの絶妙なマッチングが人気を博しています。
このほか、気軽にキャンディをプチギフトとして渡せる「フルーティアロマのど飴」や「縁起缶キャンディ」といった商品などがあります。

Q:ヒトツブカンロのターゲット層を教えてください。

金澤:お客様の層は店舗によって異なり、グランスタ東京店は東京駅構内ということもあり、お土産や出張の手土産として購入いただくことが多く、男性が3、女性が7ぐらいの割合です。大阪LUCUA 1100店はファッション中心の商業施設なので、プチギフトとして使われることも多く、9割以上が女性のお客様となっています。

Q:ヒトツブカンロのコンセプトやブランドパーパス(ブランドの存在意義)を教えてください。

金澤:ヒトツブカンロは、「ヒトから ヒトへ つながるヒトツブ」をコンセプトに、キャンディをあげる楽しさともらう楽しさを作り出し、小さなヒトツブがヒトからヒトへとつながっていくお店を目指しています。そういう商品・ショップになりたいという想いがこのコンセプトに込められています。

ブランドパーパスとしては、人々の知らないキャンディの世界を生み出して発信し、キャンディの価値を上げ、人々を笑顔にすることを掲げています。

Q:日頃どのような気持ちでヒトツブカンロに接していますか。

金澤:ヒトツブカンロの事業では商品のMD(マーチャンダイジング=商品政策)から生産計画、店舗運営を含む販売、スタッフ管理、そしてお客様からの声を聞いて商品にフィードバックするすべてに関わっています。ひとつの小さな会社を運営している感じがありますね。大変なこともありますが、お客様の声をダイレクトに商品に戻せることに喜びを感じています。

Q:実際にお客様の声を商品に活かした事例を教えてください。

金澤:発売当初、グミッツェルは1枚売りで販売していたのですが、お客様から「人にあげるときに見栄えがよい箱入りが欲しい」、「6種類の味がすべて揃っている商品が欲しい」という声がありました。そこで、8か月後にボックスタイプの商品を作りました。
また、「1つのサイズが大きいので一度に食べきれない」という声にお応えして、ミニサイズのグミッツェル プチが生まれました。

店舗のスタッフには毎日、日報に1行でもいいので、必ずお客様の声を書いてもらっています。お客様の声を活かした商品開発・店舗運営ができるのは、直営店ならではの良さだと感じています。

Q:担当部長として働く上で、楽しいことや嬉しいこと、大変だと感じていることを教えてください。

金澤:商品は自分の子どものようなものなので、店舗でお客様が喜んでいる姿を直に見られることが嬉しいですね。ついつい、お客様に話しかけたり、迷われていると説明したりしてしまいます。
大変だと感じているのは、ヒトツブカンロは常設の店舗が2店舗と規模が小さく、会社全体の売上に占める割合が小さいので、生産調整をしている中でヒトツブカンロの商品を生産計画にいかに組み込んでもらうかというところでしょうか。

コロナ禍だからこそ、伝えたい想いをキャンディにのせて


Q:コロナ禍の今、ヒトツブカンロの社会的な存在意義をどのように捉えていますか。

金澤:これまでヒトツブカンロでは人と人とのつながりを意識した運営をしてきました。コロナ禍でも一粒のキャンディが人を勇気づけたり、元気づけたり、癒したり、あるいはメッセージを届けるツールとしてお役に立てる機会があると考えています。皆様が大変だからこそ、大切な人に感謝を伝えるきっかけとして活用してもらえると嬉しいですね。

Q:コロナ禍において実施された施策を教えてください。

金澤:ヒトツブカンロも新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言発出の影響を受けて、2020年4月から2か月ほど店舗を休業していました。そのとき、SNSやカスタマーセンターを通じて、お客様から「グミッツェルが買えなくて悲しい」、「どこか買えるところはありますか」といった声をいただきました。

そこで、商品をお届けすることで少しでもお客様に明るい気持ちになっていただくことが出来たら、という思いから、急遽オンラインショップを立ち上げることとなりました。ほぼゼロ状態からの立ち上げとなりましたが、部署を横断して協力を仰いだ結果、5月の中旬にオープンすることができました。
オンラインショップは7月末までの期間限定開催でしたが、「続けて欲しい」というお客様からの声を多くいただいたため、9月末から体制を整え再スタートしました。その結果、このコロナ禍においても、ヒトツブカンロの商品を全国のお客様に届けられるようになりました。

Q:キャンディエールプロジェクトの施策について教えてください。

金澤:キャンディエールプロジェクトでは、「キャンディエール缶」と「ポストinグミッツェル」、「ヒトツブカンロのスクエアトート」の3つの商品を展開しています。

キャンディエール缶は、“気持ちを交わす”商品を作りたいという考えから企画しました。
コロナ禍において、中高生は部活の引退試合ができないなど、辛いことが多かっただろうという想いから、弊社社員からの応援メッセージをシールに記入して貼り付けたキャンディエール缶を全国の中高生5,000人にプレゼントしています。

キャンディエール缶を受け取った中高生からは「シールを剥がすのがもったいない」という嬉しい声をいただきました。カスタマーセンターには中高生の親御さんからの手紙も届き、「ふさぎこんでいた子どもが嬉しそうにキャンディエール缶を持って帰ってきたのを見て、いろいろな人に支えられて生きているということがわかってよかったです」といった言葉をいただけて、泣きそうになりました。

キャンディエール缶はヒトツブカンロでも販売中で、白い部分にメッセージを書ける仕様となっていますので、ご興味がある方はぜひ利用いただければと思います。

Q:「ポストinグミッツェル」と「ヒトツブカンロのスクエアトート」はどういった商品でしょうか。

金澤:遠くにいてなかなか会えない人に気軽に気持ちを伝えられたらいいな、という想いから企画したのが「ポストinグミッツェル」です。大好評のグミッツェルを、ポスト投函が可能なパッケージに入れた商品で、パッケージの表面にメッセージを記入し、切手を貼って投函するだけで贈れるお手軽さが好評です。
メッセージを書くスペースのデザインにもこだわっており、短い文でもきれいに見えて、長い文を書きたい人は好きなだけ書ける仕様にしています。

「ヒトツブカンロのスクエアトート」は、ヒトツブカンロの商品を入れて、そのままプレゼントできるエコバッグです。キャンディは食べたらなくなってしまいますが、プレゼントされた時の気持ちがエコバッグとして残り続けるといいな、という想いを込めています。

Q:今後、ヒトツブカンロをどのようにしていきたいとお考えでしょうか。

金澤:ヒトツブカンロを、もっと人と人をつなぐブランドとして存在価値を高めていきたいです。
それから世界の人にも、もっと知ってもらいたいですね。コロナ以前は東京・大阪の店舗ともにインバウンド需要があり、外国人の方にお土産としてご購入いただいていました。今の状況で、どうやって世界に発信していくか模索中です。

Q:最後に、お客様へのエールをお願いします。

金澤:コロナ禍で会いたい人にも会えず、伝えたい気持ちを伝えられない状況下ですが、今回の「キャンディエール」プロジェクトで、キャンディにのせた想いは届くことを体感しました。

日常生活においてまだ多くの制限がありますが、それに負けず、大切な人に素直な気持ちを伝えて欲しいと思います。想いは必ず伝わるし、人と人とのつながりはコロナに負けるわけがないという気持ちを誰もが持っていただきたいですね。
 

ヒトツブカンロ
https://www.kanro.jp/hitotubu/