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タピオカの原料って知ってる⁉ タピオカミルクティーの人気店を紹介


もちもちした食感のタピオカは、デザートやドリンクなどに使われます。日本では、2018年ごろからタピオカミルクティーが大ブームとなり、専門店の前に行列のできる様子が各地で見られました。そもそも、タピオカはどのような材料で作られているのでしょうか。今回は、タピオカの原料や、タピオカミルクティーの人気店をご紹介します。

タピオカの原料とは

タピオカの原料は、イモの一種であるキャッサバです。キャッサバは、東南アジアやアフリカ、ブラジルなどの熱帯地域で育つ植物。根元にできたイモは食用になっており、栽培されている地域では蒸したり、揚げたりして主食としても食べられています。※1

そもそも、タピオカはキャッサバを加工して取り出したでんぷんのことなのです。日本ではタピオカを加工して球状にしたタピオカパールを、一般的にタピオカと呼んでいます。タピオカパールはもともと白い色をしていますが、煮ると透き通り、もちもちとした食感になります。タピオカミルクティーに入っているブラックタピオカは、黒糖などカラメル色素で着色したものです。※1

タピオカとキャッサバについてはこちらでもご紹介しています。
キャッサバとタロイモ。タピオカとは何が違う?

タピオカドリンクの人気店を紹介

Instagramより“おすすめのタピオカドリンク”をご紹介します。

〇珍煮丹 TRUEDAN
2010年に台北・士林夜市の屋台から創業したこちらのお店は「黒糖タピオカミルク」が特に人気。100%台湾製の天然黒糖と、その黒糖の味をたっぷり染み込ませた天然のタピオカが使われており、味だけでなく添加物を使わないことで素材にもこだわった極上のタピオカドリンクとなっています。

https://www.instagram.com/p/CWj87u4F6hN/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

〇The TEA
北海道・札幌にある台湾タピオカの専門店。台湾出身の店主によるタピオカドリンクは、本場台湾のお茶をベースにしたもので、タピオカは台湾からの直輸入というこだわり満載の一品です。

https://www.instagram.com/p/CojHBS9JGs1/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

〇春水堂
台湾で国民的人気を誇る1983年創業のお茶専門カフェ。春水堂で春におすすめのタピオカドリンクといえば「タピオカ苺ミルクティー」。(写真左)さわやかな香りのジャスミンティーにミルクをブレンドし、クリームとたっぷり使った苺のスライスを乗せ、もちもちのタピオカを入れた贅沢な一品です。春のお出かけのお供にいかがでしょうか。

https://www.instagram.com/p/CpCu01LBovS/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

〇Chabadi
神奈川県・藤沢にあるタイのタピオカドリンク専門店。薫り高いタイの紅茶にオリジナルブレンドのスパイスを加えてコンデンスミルクをたっぷり入れたChabadiオリジナルのミルクティーとタピオカのハーモニーが堪能できます。紅茶は9種類、タピオカ以外のトッピングも多数あり、お気に入りのドリンクに出会う楽しみも味わえます。

https://www.instagram.com/p/CmAy7rlvdyC/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

〇CoCo都可
1977年に台湾で誕生し、現在は世界中に店舗を展開している人気タピオカミルクティーとフレッシュジュースの専門店。甘さや氷の量、熱さなどが選べるオリジナリティに富んだメニューが特徴です。写真は世界各国で“黄金の組み合わせ”と称される「三兄弟」。おなじみのミルクティーにタピオカ・プリン・仙草というシソ科の一年草を使ったゼリーがトッピングされた、とっておきのドリンクです。

https://www.instagram.com/p/CjIOMLoPAjs/?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D

ブームから定番へ。今後も続くタピオカ人気

タピオカを食べたりタピオカドリンクを飲んだりすることを表す「タピる」が新語・流行語大賞のトップ10に入るほどタピオカが話題になったのは2019年。※2 タピオカミルクティーに代表されるタピオカドリンクは、行列ができていたころと比べれば人気も落ち着いたものの、もはやブームではなくドリンクの定番として認知されつつあります。

数多くのメディアがタピオカドリンクを取り上げたのも記憶に新しいのではないでしょうか。また、次のブームを担うさまざまなドリンクも関心を集めており、タピオカドリンクのインパクトがいかに大きかったか分かります。そんな注目ドリンクのひとつである、わらび餅ドリンクの詳細は、こちらを参照してください。
タピオカの次はわらび餅? わらび餅ドリンクの魅力に迫る

タピオカは台湾のスイーツだということを知っていましたか?

甘いミルクティーにもちもちとしたタピオカを入れたタピオカミルクティーは、台湾で生まれ、国民的な飲み物になりました。※1 日本でもタピオカミルクティーのほか、さまざまな台湾スイーツやグルメが話題をさらっています。百貨店では台湾フェアが開催され、コンビニエンスストアが台湾スイーツを取り扱うなど、台湾フードは人々の視線を集めています。

これから注目したい台湾フードの1つ目は「台湾カステラ」です。専門店だけでなく、コンビニエンスストアでも販売されるほど人気のスイーツ。ふわふわで、しゅわっとした食感が魅力です。台湾カステラについて詳しくは、こちらを参照してください。
ふわしゅわ食感がたまらない! 台湾カステラって知ってる?

2つ目の注目台湾フードは「パイナップルケーキ」。パイナップルの果肉から作られた餡を生地で包んで焼き上げた台湾土産の定番ともいえるお菓子です。日本でも専門店が登場するなど、その人気と注目度がうかがえます。パイナップルケーキについて詳しくはこちらでご紹介しています。
台湾のお土産といえばこれ! パイナップルケーキが定番になった理由

注目の台湾フード、3つ目は「台湾ドーナツ」です。見た目はごく普通のシュガードーナツですが、外はサクサク、中はふわふわの食感が特徴。台湾ドーナツについては、こちらを参照してください。
次の台湾スイーツはこれ!台湾ドーナツって知ってる?

4つ目の注目台湾フードは「豆花(トウファ)」。豆乳をプリンのように固めてシロップを流し入れ、小豆や果物など、さまざまなものをトッピングして食べるデザートです。食感が柔らかく、滑らかな舌触りを楽しめます。豆花についてはこちらでご紹介しています。
台湾スイーツの豆花。色々なトッピングで好みの味に

台湾から伝わって日本でも大人気のタピオカミルクティー。台湾に本店がある専門店も日本に出店しており、本格的なタピオカドリンクを楽しむことができます。タピオカドリンクだけでなく、台湾フードの注目度は高く、さまざまなスイーツやグルメが日本でも食べられています。
 

<参考>
※1 タピオカ
https://kotobank.jp/word/%E3%82%BF%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%AB-94094
※2 ユーキャン新語・流行語大賞
https://www.jiyu.co.jp/singo/index.php?eid=00036