「ナッツの女王」と呼ばれるピスタチオには、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。そんなピスタチオにおからパウダーを合わせたクッキーは食物繊維たっぷり。不足しがちな栄養素がおやつで手軽に補給でき、腸活や美容にもおすすめです。
「適糖おすすめレシピ」では、世界保健機関(WHO)が推奨している「1日の遊離糖類の摂取量以内※」をもとに、おすすめレシピをご紹介します。
※1日の遊離糖類は総エネルギー摂取量の5%未満(砂糖約25g相当)に抑えると健康につながる可能性があると推奨されています。
遊離糖類とは
今日のレシピ
【食物繊維やビタミンB群が豊富】
”ピスタチオのおからクッキーの作り方”
適糖おすすめレシピ
遊離糖類1人あたり約5.3g(野菜、果物はのぞく。1人4枚として計算)

材料
材料/約16枚分 | |
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バター(食塩不使用) | 30g |
砂糖 | 20g |
溶き卵 | 1/2個分 |
薄力粉 | 30g |
おからパウダー | 30g |
無調整豆乳 | 大さじ1 |
ピスタチオ(素焼き) | 10粒 |
作り方
1.バター、卵は常温に戻す。薄力粉はふるっておく。ピスタチオは細かく砕く。
2.ボウルにバター、砂糖を入れて泡立て器でよく混ぜる。溶き卵を少しずつ加え、その都度ムラがなくなるまで混ぜ合わせる。
3.薄力粉、おからパウダー、豆乳を加え、ゴムベラでさっくりと粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせ、ピスタチオを加えてさらに混ぜる。
4.ひとまとまりになったら棒状にし、ラップでぴったりと包み冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
5.1㎝の厚さに切り、オーブンシートを敷いた天板に並べる。オーブンを170℃に予熱し、15分焼く。
<調理・栄養ポイント>
新陳代謝に関与し「発育のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2や、たんぱく質の代謝に関与し皮膚炎の予防に良いとされているビタミンB6が多く含まれているピスタチオは肌の健康をサポート。おからパウダーを合わせることで食物繊維量もアップ。見た目よりも食べ応えがあり、腸活にもオススメのクッキーです。
ピスタチオの健康効果を知ると、スーパーフードといわれる理由がわかりますね。ピスタチオといえば、世界一甘いといわれているトルコの伝統菓子「バクラヴァ」も有名です。詳しくはこちらでご紹介しています。
・バクラヴァとは? 生ドーナツやカヌレに続く焼き菓子の新星!
ライタープロフィール
渥美 まゆ美
【管理栄養士/フードコーディネーター】
保育園栄養士、健保組合、大手料理教室の講師を経てフリーランスで活動後2016年株式会社Smile meal設立。
現在は出版、メディア出演、レシピ開発など体にプラスな料理の提案をすると共に、企業向け健康セミナーの講師や従業員の健康をサポートする料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。