甜菜糖に含まれるオリゴ糖は、腸内のビフィズス菌の栄養源となって善玉菌を増やす効果が認められています。そんな腸活にぴったりな甜菜糖と食物繊維たっぷりのごぼうを使った「かりんとう」の腸活レシピを紹介。てんさい糖とごぼうのダブル効果で体にやさしいおやつが楽しめます。
「適糖おすすめレシピ」では、世界保健機関(WHO)が推奨している「1日の遊離糖類の摂取量25g以内※」をもとに、おすすめレシピをご紹介します。
※1日の遊離糖類は総エネルギー摂取量の5%未満(砂糖約25g相当)に抑えると健康につながる可能性があると推奨されています。
遊離糖類とは
今日の献立
【食物繊維とオリゴ糖がとれる!】
”ごぼう入り甜菜糖かりんとう”
適糖おすすめ献立
遊離糖類1人あたり 6.7g(野菜、果物はのぞく。)

材料
材料/4人分 | |
---|---|
ごぼう | 50g |
薄力粉 | 100g |
ベーキングパウダー | 2g |
A 甜菜糖 | 10g |
A 塩 | ひとつまみ |
A いり白ごま | 大さじ1 |
牛乳 | 大さじ1 |
揚げ油 | 適量 |
てん菜糖 | 20g |
水 | 大さじ1 |
作り方
1.ボウルに薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、Aを加えて混ぜ合わせる。
2.ごぼうをすりおろして加え、牛乳を加えて練り混ぜ、生地がひとまとまりになったら、ラップでぴったりと包み、冷蔵庫で30分以上休ませる。
3.台に打ち粉適量(分量外)をふり、生地を5mmの厚さにめん棒で伸ばす。包丁やスケッパーで長さ5cm、幅5mmの棒状に切る。
4.揚げ油を160度に熱し、3を入れて約10分揚げ、油を切る。
5.フライパンに甜菜糖と水を入れて熱し、泡が出てきたら4を加え、全体に絡まるまで混ぜながら加熱する。
<調理・栄養ポイント>
揚げ油は低温にして、じっくりと揚げると中までサクサクに仕上がります。甜菜糖とごぼうを使い、オリゴ糖と食物繊維がダブルでとれる「かりんとう」です。
甜菜糖についてはこちらでもご紹介しています。
・甜菜が原料の甜菜糖とは 健康によい?
・【サクサクドーナツレシピ】甜菜糖ときな粉でアレンジ 和風ドーナツの作り方 適糖おすすめ献立New レシピ
・ビートってどんな野菜? 砂糖の原料にもなる「甜菜」という植物
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ライタープロフィール
渥美 まゆ美
【管理栄養士/フードコーディネーター】
保育園栄養士、健保組合、大手料理教室の講師を経てフリーランスで活動後2016年株式会社Smile meal設立。
現在は出版、メディア出演、レシピ開発など体にプラスな料理の提案をすると共に、企業向け健康セミナーの講師や従業員の健康をサポートする料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。