ここ数年、SNS映えするフルーツサンドが大人気です!
カラフルなフルーツと真っ白なクリームとふわふわパンのコントラストがとってもキュートなフルーツサンド。
『断面萌え』スイーツとしてたびたび特集されたり、芸能人の差し入れとして紹介されたりと、大注目のスイーツのひとつです!
今回は、断面萌えフルーツサンドの魅力に迫ります。
フルーツサンドの歴史は? 発祥はどこ?
フルーツサンドの発祥地がどこかご存知でしょうか?
実は、フルーツサンドは日本が発祥の地だと言われています。東京発祥説・京都発祥説など、いくつか説はありますが、日本で生まれ、日本の文化として進化を続けています。
フルーツサンドは、大正時代には誕生していたと言われており、100年以上の歴史があると推察されます。
日本にフルーツが広まったのは、明治時代初期だと言われています。
その当時、フルーツは高価なもので、昭和の終わり頃まで「手土産といえば果物!」 というほど高級品だったそうです。そのため、駅前などの人目につく場所には果物屋さんがありました。
その果物屋さんが、売り物の果物を使ったスイーツやジュースなどを出す喫茶店『フルーツパーラー』を併設し、店内で提供し始めたのがフルーツサンドの始まりと言われています。
断面萌えって何?
『断面萌え』や『萌え断』は、SNSから生まれたワードで、カラフルで綺麗な”断面”に”萌え”ることを意味します。
フルーツサンドに限らず、お米で具材をサンドイッチ状にした握らないおにぎり『おにぎらず』や、たっぷりの具材を挟んだサンドイッチ『わんぱくサンド』などカラフルで綺麗な断面が大人気になっています!
フルーツサンドが断面萌えするポイントはその迫力にあります。
ここ数年のブームで見かけるフルーツサンドは、程良い厚みで食べやすいクラシックなものとは対照的に、フルーツの断面が丸ごと見えるくらい厚く、ビジュアルもひと目で何が挟まっているのかわかるほどインパクトがあります。
最近では、断面がお花に見えるようにフルーツを配置した『フラワーサンド』もSNSでブームになるなど、断面萌えも進化しているようです。断面萌えスイーツについてはこちらもご参照ください。
・ ケーキ缶の魅力に迫る! 自販機で買えるケーキの「萌え断」とは
・ カッサータとは! 甘いものが食べたい時に美味しくヘルシーに!
・ バリエーション豊か! 進化系バターサンドが人気の理由
・ たっぷりクリームが魅力的! 話題のマリトッツォって何?
フルーツサンド専門店?!
老舗のフルーツパーラーや喫茶店など、様々なお店で楽しめるフルーツサンドですが、近年はフルーツサンド専門店も続々とオープンしています!
行列のできる人気店や昼過ぎには完売してしまうお店などもあり、
好みの味や断面萌えのお店を探すのも楽しめそうですね!
今回は代官山で人気のお店をご紹介します。
フルーツサンド専門店 フルーツボックス代官山店
ゴロっとしたフルーツと甘さ控えめの生クリームが特徴の『フルーツボックス代官山』のフルーツサンド。
こだわりの季節のフルーツがたっぷりとサンドされており、断面萌え間違いなしのビジュアルです!
甘さ控えめなのでフルーツそのものの美味しさを楽しむことができます。
テイクアウトもできるそうなので、是非立ち寄ってみてくださいね。
おうちで断面萌え! 自宅で楽しむフルーツサンド
https://www.instagram.com/p/CKIY7_MApI5/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
基本のフルーツサンド
【材料】
イチゴ 2個
黄桃缶詰 1/4個
キウイフルーツ 1/4個
食パン(サインドイッチ用)2枚
生クリーム 100ml
ハチミツ 大さじ1/2
【作り方】
①フルーツはキッチンペーパーでしっかりと水分をとっておく。
②氷水に当てて生クリームを泡立てる。とろみがついてきたら蜂蜜も入れて、ホイッパーを持ち上げたときにツノが立つくらいまで泡立てる。(8分立て)
※動物性生クリームの場合、振動や温度変化などで硬くなってしまうので、冷蔵庫のドアポケットを避けて冷やしておきましょう。
③食パン1枚に②のクリームの半量を塗り広げる。
※この時にパンの縁から1cmくらい空けて塗るとサンドした時にはみ出しにくくなります。
④ ③の食パンの上にフルーツを並べる。
※カットする線上に見せたい断面が来るように配置しましょう。
⑤フルーツの隙間を埋めるように生クリームを乗せ、残ったクリームも上に盛る。
もう1枚の食パンでサンドして軽く抑えたら、ぴっちりとラップで包み冷蔵庫で1時間以上休ませる。
※切る向きがわかるように、ラップの上にマジックで印をつけておきましょう。
⑥ラップをしたまま印に沿ってカットする。
※パン切り包丁か温めた包丁でカットするときれいに切りやすいですよ。
断面萌えを作るコツ
①フルーツ
水分が多いフルーツは扱いが難しいので、慣れるまではイチゴやバナナなどの水分が少ないフルーツがおすすめです!
また、下準備の際はもちろん、サンドする直前にも水分をしっかりと拭き取っておきましょう。
②フルーツを並べる順番
完成形をイメージして、まずは『断面萌え』の部分を配置し、その後で隙間を埋めていくように並べましょう。
カットする線上に見せたい断面が来るように並べてから、ずれないように隙間を埋めるとカットしやすくなります。
③きれいにカットするコツ
まず、必ず冷蔵庫で寝かせてから切りましょう。お店によっては3時間以上寝かせるところもあるくらい大切な工程です。
カットする際は、ラップの上から切っていきます。
熱湯をかけて温めた包丁を使います。切る時は大きく前後に刃を滑らせながら切ると崩れにくいですよ。
季節ごとにいろいろな味を楽しめるフルーツサンドは、お店ではもちろん、おうちカフェでも飽きずに作ることができます!
お店でいろいろな種類のフルーツサンドを楽しむのもいいですし、おうちで好きな果物をたっぷり挟んだフルーツサンドを堪能することもできます。
自分好みのフルーツサンドを見つけてみてくださいね。
ライタープロフィール
ao
女優・ライターをしています。おいしいものと動物が大好き。
趣味はお菓子づくりとおさんぽと、美味しそうなものをInstagramでチェックすること。
保護猫2匹とまったり暮らしてます。
洋菓子店でパティシエやイタリアンレストランで調理師兼ホール、マーケティング企業の役員などを経験。