カンロのダイバーシティ推進
カンロでは多様性を活かし、力と心を合わせて、ともに歩むことこそが、個人と組織を成長させるものと考えます。そのため多様な個性を尊重し、全ての社員がライフ(個人の生活)とワーク(仕事)のバランスを取りなが活きいきと活躍できる活力ある職場の実現を目指し、3つの視点「働き方改革」「多様な視点」「意識改革」から様々な取り組みを行っています。
カンロのダイバーシティに関する社外評価
令和2年度 新・ダイバーシティ経営企業100選(経済産業大臣表彰)を受賞
ダイバーシティの推進・多様な人財の活躍を経営成果に結びつけている企業として選ばれました。
- 新・ダイバーシティ
経営企業100選
(経済産業省) - ダイバーシティの推進
- 新・ダイバーシティ
働き方改革・多様な人財の活躍
多様な個性を尊重し、全ての社員がライフとワークのバランスを取りながら活きいきと活躍できるよう働きやすい環境を整えています。
ライフワークサポート制度
結婚・出産・育児・介護・病気・ケガ等に応じた様々なサポート制度があります。また多様なキャリアパス実現のため、社内公募制度・ショートジョブローテーション・ジョブリターン制度等があります。社員の様々なライフステージに応じて活用できる制度を分かりやすく「ライフステージ別サポート一覧」1シートにして社員へ配布しています。
- 結婚
- ・結婚休暇
- ・結婚祝い金
- 妊娠、出産、育児に関する諸制度
- ・妊婦の定期健診休暇
- ・積立有給休暇
- ・産前産後休暇
- ・出産時の休暇
- ・出産祝い金
- ・面談(妊娠中、育児休業前・休業中、産後復職前)
- ・子ども手当
- ・育児時間短縮勤務
- ・子の看護等休暇
- ・所定外労働・休日出勤の免除・制限、深夜残業の制限
- 介護に関する諸制度
- ・介護休暇
- ・介護休業
- ・積立有給休暇
- ・介護時間短縮勤務
- ・所定外労働・休日出勤の免除・制限、深夜残業の制限
- 病気・ケガに関する諸制度
- ・治療休暇
- ・積立有給休暇
- ・休職制度
- ・傷病休職者見舞金
- ・災害見舞金
- ・団体3大疾病保障保険
- 転勤に関する諸制度
- ・リモート転勤制度
- ・赴任時休暇
- ・支度料支給
- ・家族旅費支給
- ・転入園料補助
- ・単身赴任手当・帰省旅費
- ・社宅・寮
- 定年に関する諸制度
- ・退職金
- ・再雇用制度
- ・再就職支援
- その他
- ・確定拠出年金制度
- ・ボランティア休暇
- ・生理休暇
- ・裁判員休暇
- ・EAP(従業員支援プログラム)
- ・ストレスチェック
- ・社員意識調査
- ・ジョブリターン制度
- ・ショートジョブローテーション
ライフワークバランス
計画的な5日間の連続有給休暇や誕生日月前後に取れる「リフレッシュ休暇」等、有給休暇が取得しやすい環境を整えています。また永年勤続表彰と合わせて、勤続年数に応じた「メモリアル休暇」や社会貢献活動のために活用できる「ボランティア休暇」などライフワークバランスを整えるために各種特別有給休暇も完備しています。
フレキシブルな働き方
ライフワークバランスを取りながら活躍できるよう、「フレックスタイム制度※1」 や「テレワーク制度※2」「リモート転勤制度※3」など時間と場所にとらわれない自律した働き方の推進を行っています。(※1※2※3それぞれ適用条件あり)オフィス勤務をはじめ在宅勤務、サテライトオフィス勤務、移動中などのモバイルワークなどによりフレキシブルな働き方の推進を行っています。
社員の個性を尊重
自由な環境で新たな発想ややる気を引き出せるように「服装の自由化※4」「ワンフロアオフィス※5」「フリーアドレス※6」「部門や垣根を越えたプロジェクト」やコミュニケーションにより社員の自主性を尊重しています。
※4※5※6は事業所により異なります
男性の育児休業推進
スローガン「育休サポート100」を掲げ、育児ハンドブック「カンロ育児・仕事 応援BOOK」を配布、育休取得の意向確認や個別周知面談、育児者座談会「パパママcafé」の開催等、男女共に出産・育児をしながら働き続ける環境整備を行っています。
育児休業を取得した社員の声

- 豊洲研究所
- 若杉 貴
現在豊洲研究所にて新製品の開発業務をおこなっており、2カ月と4カ月の計6カ月育児休業を取得しました。
私たち夫婦の間ではお互いが育児休業を取り、子育てと仕事を両立し、職場復帰はできるだけ早くしようと、子どもが生まれる前から決めていました。豊洲研究所では、ライフステージに応じて多様な働き方が出来る体制を目指し、組織変更がされていましたし、上司・同僚を信頼しているので育児休業取得に関して特に不安はありませんでした。
実際に育児休業を取得してみて、男性の育児休業は非常に重要だと再認識しました。親としての自覚は子どもを育てる中で出てくるものだと強く感じましたし、育児には終わりがないので、もし自分一人で育てていたら恐らく無理だったなと実感しました。多くの共働き家庭では、いまだに妻だけが育児休業を取得して育児をするのが普通なのかもしれませんが、それはとてつもない負担を妻に背負わせることでギリギリ成り立っていることなのだと気づきました。
今、社内では、男性の育児休業や時短勤務が当たり前となるような風土にしようという流れがあり、私もスムーズに休業取得することができました。しかし、想像以上に時短勤務者と、上司や同僚が業務を進める上で不具合や不安を把握することは難しく、これまで以上にコミュニケーションの重要性を感じました。自分でも積極的に動き、仕事の頼み方や会議での伝え方など、あらゆる面でお互いの理解が進むように心がけました。女性に比べると、男性は育児休業・時短勤務の経験者が少なく、その大変さや時間管理のコツなどを共有することもありません。今後は、現在時短勤務をされている社員や、これから育休・時短を希望される社員のためにも、より良い職場環境づくりに、この経験を活かしていきたいと思います。
女性活躍推進
さまざまなライフスタイル、ライフステージに合わせて長く働き続けられる環境を整えています。また若手女性社員へキャリアデザイン研修などを行い、女性が活きいきと働ける環境を醸成しています。女性の産前産後休暇・育児休業後の復職率100%、男性の育児参画を応援、サポート体制の完備をしています。
障がい者
屋内ハーブ農園「カンロファーム」や各事業部にて障がいのある方が個性を発揮し活躍をしています。
シニア社員の活躍
カンロを定年退職し再雇用をした方が、屋内ハーブ農園「カンロファーム」や各事業部にて豊富な社会経験を活かし活躍をしています。
LGBT
LGBT研修、eラーニング、基本方針制定、相談窓口の設置、ハンドブック「LGBT応援BOOK」やアライマークシールの配布、LGBTに対応した「パートナーシップ制度に関する規程」を制定するなど、当事者が安心して働ける環境を整えています。
LGBTに関わる基本方針
多様な人財の活躍を推進するべく、ダイバーシティ宣言の下にLGBTに係る基本方針を定めました。
私たちは、性的指向・性自認(SOGI:Sexual Orientation/Gender Identity)や性表現にこだわらず、社員の人格と個性を尊重し、多様な価値観を受け入れると共に、LGBT当事者が安心して就業できる環境を整え、全ての社員がその能力を最大限に発揮できる職場の確保につとめます。
育児者
スローガン「育休サポート100」を掲げ、育児ハンドブック「カンロ育児・仕事 応援BOOK」配布、男性育休の促進、子どもが小学校4年生に進級する前まで利用できる時短勤務制度や育児者座談会「パパママcafé」の開催等、社員が安心して育児と仕事を両立できるよう制度や風土を整えています。
介護者
介護ハンドブック「カンロ介護・仕事 応援BOOK」配布、意識改革動画の発信等、介護と仕事の両立を応援しています。
セミナー・研修
多様な人財が活躍でき、自己啓発ができる様に各種セミナーやeラーニング研修を行っています。