BASIC POLICY AND ORGANIZATION FOR
PROMOTING DIVERSITY
社員一人ひとりが成長し、仕事への誇りを持てるように多様な個性を尊重して、組織全体の成長を目指します。また、常に社会へ目を向けてカンロに関わる全ての人が安全に働ける環境を整え守ります。
多様性から未来をつくる
私たちは、多様な個性を尊重し、全ての社員がライフ(個人の生活)とワーク(仕事)のバランスを取りながら活きいきと活躍できる活力ある職場の実現を目指します。多様な価値観は創意工夫の源となり、多様な個性の尊重は信義誠実につながる。私たちは、多様性を活かし、力と心を合わせて、ともに歩むことこそが、個人と組織を成長させるものと考えます。
創業から100年を超える歴史を持つカンロが、次の100年に向けてさらに成長していくためには、既存の考え方にとらわれず、新しい視点を持ち、変化を恐れず挑戦していくことのできる多様な人財が必要です。
カンロは、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、働くことの喜びを実感できる職場づくりを目指します。社員の意識改革から、職場ごとの課題への対応等コミュニケーションを深めながら、様々な施策を実行していきます。
●人権の尊重
●多様な人財の活躍
2018年より本格的なダイバーシティ推進活動を開始。全国から選出した分科会メンバーを通してボトムアップの施策を検討しました。その施策を具体的に進めるために2018年7月に「ダイバーシティ推進室」(現ダイバーシティ推進チーム)を設置し、各部署より選ばれたダイバーシティ推進リーダーと共に全社的な推進を担う推進部局として活動しています。
テレワークやフレックスタイム制度等を利用し、フレキシブルに働ける環境を目指しています。
また、本社部門に限らず工場や支店等、全体的にオンラインによるコミュニケーションを行っています。
育児休業取得希望者に対して100%応援する「育休サポート100」のスローガンを掲げ、育児ハンドブック「カンロ育児・仕事 応援BOOK」を配布、育休取得の意向確認や個別周知面談、育児者座談会「パパママcafé」の開催等、男女共に出産・育児をしながら働き続ける環境整備を行っています。
基本方針の策定、相談窓口の設置、治療休暇の導入をし、ハンドブック「カンロ不妊治療・仕事応援BOOK」の制作に取り組む等、社員が働きながら不妊治療を継続できる環境の整備や職場風土づくりに取り組んでいます。
社員が介護に直面してもキャリアを継続できる職場環境を目指し、ハンドブック「カンロ介護・仕事 応援BOOK」の配布やセミナー開催等、両立支援に取り組んでいます。個別面談による制度の周知と意向確認を行い、安心して相談できるサポート体制の完備をしています。
さまざまなライフスタイル、ライフステージに合わせて長く働き続けられる環境を整えています。また若手女性社員へキャリアデザイン研修等を行い、女性が活きいきと働ける環境を醸成しています。女性の産前産後休暇・育児休業後の復職率100%、男性の育児参画を応援、サポート体制の完備をしています。
カンロはサステナブル経営を推し進める中で、多様な社員が活躍できる職場の実現を目指しています。屋内ハーブ農園「カンロファーム」では障がいのある方や、シニア人財が活躍中です。
多様な人財の活躍を推進する施策の一つとして、2020年からLGBTへの取り組みを行っています。LGBT研修、eラーニング、基本方針制定、相談窓口の設置、ハンドブック「LGBT応援BOOK」やアライマークシールの配布、LGBTに対応した「パートナーシップ制度に関する規程」を制定する等、当事者が安心して働ける環境を整えています。
多様な人財の活躍を推進するべく、ダイバーシティ宣言の下にLGBTに関わる基本方針を定めました。
私たちは、性的指向・性自認(SOGI:Sexual Orientation/Gender Identity)や性表現にこだわらず、社員の人格と個性を尊重し、多様な価値観を受け入れると共に、LGBT当事者が安心して就業できる環境を整え、全ての社員がその能力を最大限に発揮できる職場の確保につとめます。